課題図書の一覧です。1~10まであります。各を1ヶ月で読むのが基本ルールです。
およそ3日に一冊のペースです。
出来ない場合は自分でルールを作って下さい。
ちなみに私は、
- その都度、必ず調べる。何度でも。
読めない漢字や、はっきり意味が分らない言葉は調べる。
調べても理解できない場合は、とにかく、そこに書いてあることは最後まで読む。 - とにかく読む。
本の内容が理解できなくても良いから、とにかく読むことに重心を置く。(だってバカだから) - 読書は奥歯食いしばってする。
リラックスして読書するのは間違い。我慢、辛抱、忍耐。(私の場合) - 立って読む。
読書は眠くなる。だから、立って読む。これ以外の解決方法はない。
勿論、TPO似合わせて座って読むこともある。 - バカになる。
周りからどう言われ、どう思われようと、とにかくやりきる。
長い目で見ればわずかな時間。 - 読めなかったら、次の課題に進む。
1ヵ月で読めなかった課題は途中であってもやめて、次の課題に進む。そして、10までやりきったら1に戻ってやり直す。課題をこなす機会は一度ではない。 - 2度目は、調べる。
とにかく調べる。
調べても理解できないこともあるが、量は質を凌駕する。(きっと) - 全てを受け入れる。
これが出来なかったら、それが自分の人生。
量は決まっていて、どんなに自分の能力が低くても時間が解決する。
「やるか」「やらないか」だけである。
と言うルールでやりました。
詳しくは「課題図書を読むにあたってのアドバイス」を読んで下さい。
忠告
- 「完全なる人間―魂のめざすもの」など、プレミアが付いた古い本がいくつかあります。買わなくて良いです。
唯々、金額が高いだけです。
その代わりに、その本に書いてあることを解説している本が必ずあると思います。
そちらを読みましょう。
※全て読み切ったら改めて、そして、金銭的な余裕があれば、買って読んでみるのも良いともいます。 - 「リヴァイアサン」「人間精神進歩史」「社会契約論」などの古い本は、それを読まなくても良いです。
解説した本でも構わないと思います。
古い本は理解しにくいだけです。
※全て読み切ったら改めて、読んでみるのも良いともいます。読みにくいですが、何事も経験です。 - 「全体主義の起原」は必ず読みましょう。
かなりの難読書ですが、歯を食いしばって読み切りましょう。
ちなみに、3巻目は3日で読めませんでした。4日掛かりました。
終盤、こころを折られると思いますが、折れたままやり抜きましょう。
とにかく、たいした努力をしなくても時間が解決してくれます。
これを読み切ることで、手に入れるものは大きいです。 - 課題図書ではないですが「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」は哲学書の最初一歩として良いと思います。
- 難しい本がいくつかありますが、とにかく読み切る(やりきる)ことだけを目的として読書をしましょう
最後まで読まない読書では、努力の無駄です。
読んでる端から意味が分らなくても、最後まで読むのです。
たとえ読後何も残らなくても、自覚がないだけで、必ず大きな財産になっています。
それは、2週目をしたときに、自覚できます。
1
- 成功する子 失敗する子
ポール・タフ - 嫌われる勇気
岸見 一郎 - ZERO to ONE(ビジネス)
ピーター・ティール - アルケミスト
パウロ コエーリョ - シッダルタ
ヘルマン・ヘッセ - 完全なる人間―魂のめざすもの
アブラハム・H. マスロー - 織田信長<天下人>の実像
金子 拓 - 繁栄(上)
マット・リドレー - 繁栄(下)
マット・リドレー
2
- わが息子よ、君はどう生きるか
フィリップ チェスターフィールド - 世論と群集
ガブリエル・タルド - 消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ
高橋 和巳 - イノベーションの普及
エベレット・ロジャーズ - 死と愛
V・E・フランクル - イノセント・デイズ
早見 和真 - 幸福論
アラン - 愛するということ
エーリッヒ・フロム - 饗宴 プラトン著
久保 勉翻訳 - ニコマコス倫理学(上)
アリストテレス - ニコマコス倫理学(下)
アリストテレス
3
- 知性誕生
ジョン・ダンカン - 世界制作の方法
ネルソン・グッドマン - 知恵の樹
ウンベルト・マトゥラーナ
フランシスコ・バレーラ - 暗黙知の次元
マイケル・ポランニー - ソシュールの思想
丸山圭三郎 - テクノロジーとイノベーション
W・ブライアン・アーサー - リヴァイアサン〈1〉
ホッブズ - リキッド・モダニティー
ジークムント バウマン - 無限論の教室
野矢茂樹
4
- 合理的選択
イツァーク・ギルボア - ファスト&スロー(上)
ダニエル・カーネマン - ファスト&スロー(下)
ダニエル・カーネマン - 我関わる、ゆえに我あり
松井孝則 - 理不尽な進化
吉川 浩満 - 感覚秩序 ハイエク全集 I-4F.A. ハイエク
坂井 豊貴 - 脳と心的世界
マーク・ソームズ - 世界は分けてもわからない
福岡伸一
5
- 人間精神進歩史(1)
コンドルセ - 人間精神進歩史(2)
コンドルセ - 社会選択理論への招待
坂井 豊貴 - 意思決定論
小山 和伸 - 悪循環の現象学
長谷 正人 - 一流のプロは感情脳で決断する
ジョナ・レーラー - 「みんなの意見」は案外正しい
ジェームズ・スロウィッキー - 社会契約論
J.J. ルソー - 公正としての正義 再説
ジョン・ロールス
6
- 自爆する若者たち
グナル・ハインゾーン - 全体主義の起原(1)
ハナ・アーレント - 全体主義の起原(2)
ハナ・アーレント - 全体主義の起原(3)
ハナ・アーレント - 民主主義理論の現在
イアン・シャピロ - 経済成長がすべてか?
マーサ・C・ヌスバウム - 民主主義の本質と価値
ハンス・ケンゼン - 自由からの逃走
エーリッヒ・フロム - 政治神学
カール・シュミット - 隷属への道
F・A・ハイエク
7
- 記号論理入門
前原 昭二 - 論理学をつくる
戸田山和久 - 人々の声が響き合うとき
ジェイムズ・S. フィシュキン - 神話の法則
クリストファー ボグラー - 論理学
野矢 茂樹 - 荘司雅彦の法律力養成講座 - 六法で身につける
荘司 雅彦 - 知性の限界
高橋 昌一郎 - 方法への挑戦
P・K・ファイヤアーベント
8
- 環境に拡がる心
河野 哲也 - アウグスティヌスの愛の概念
ハンナ・アーレント - リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください
井上達夫 - 暴力の人類史(上)
スティーブン・ピンカー - 暴力の人類史(下)
スティーブン・ピンカー - 義務に関する十一の試論
マイケル ウォルツアー - 正義の領分
マイケル ウォルツアー - 暴力の解剖学
エイドリアン・レイン - 宗教の創造力
荒木美智雄 - その先の正義論
宇佐美 誠
9
- 箴言
デレク・キドナー - 正しさとは何か
高田明典 - スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?
デイヴィッド エプスタイン - 神のシークレット
ヘンリー・クラウド - 脳を鍛えるには運動しかない
ジョン J. レイティ - 生命に仕組まれた遺伝子のいたずら
石浦 章一 - 盲目の時計職人
リチャード・ドーキンス - キリスト教思想への招待
田川 建三 - 神学の思考
佐藤 優 - 変わらないために変わり続ける
福岡 伸一
10
- アッラーの花嫁たち
ユリヤ・ユージック - わたしたちが正しい場所に花は咲かない
アモス オズ - 他者の受容
ユンゲル・ハーバーマス - 道しるべ
ダグ・ハマーショルド - 聖書教理がわかる94章 キリスト教神学入門
J.I.パッカー - 真理を追って
W.V.クワイン - 神は妄想である
リチャード・ドーキンス - 引き裂かれる世界
サミュエル・ハンチントン - 「空気」の研究
山本七平 - 中東戦記
ジル・ケペル
最後に
最後に少しだけ言わせていただきます。
これまで読書をしていなかった人が、たぐいまれなる根性でこれらの本を全て読み終えたときに、ひょっとしたら、心に大きな迷いが生まれるかも知れません。
自分で乗り越えましょう。乗り越えなければならないことであるし、乗り越えられます。
その時に立ち止まっている場所は、今回のゴールの一歩手前です。
本当のゴールはその直ぐ先にあります。
読書を進める理由はHOMEをご覧ください。